ワクチン・予防接種
ワクチン・予防接種
横浜市には成人肺炎球菌ワクチン予防接種制度があり、対象者で65歳以上の方には3000円でワクチンを接種できる予診票が届きます。当院ではワクチンを取り寄せるため、1週間以上前に接種の予約をしてください。肺炎球菌ワクチンは5年毎に接種できるワクチンです。前回接取してから5年経過し、市からの書類がないけどワクチン接種ご希望の方は自費となります。費用に関してはお問い合わせください。
成人の90%以上は帯状疱疹ウイルスに対する抗体を持っています。これは、こどものときに水ぼうそう(水痘)にかかったことが原因です。こどもの時に水ぼうそうにかかった人はこのウイルスに対する免疫を持っていますが、この免疫は年齢と共に弱まり、帯状疱疹を発症することがあります。50歳以上は帯状疱疹の発症率が高くなるため、50歳以上の人はワクチンを受けることができます。帯状疱疹のワクチンを受ければ、帯状疱疹になる可能性を低くすることができますが完全ではありません。
しかし最近、帯状疱疹の発症を抑制する効果が強い新しいワクチン(シングリックス)が登場しました。シングリックスは2か月の間隔をあけて2回打つことで高い予防効果を発揮します。電話での予約の場合、初回投与、2回目投与それぞれ税込22,000円、合計44,000円で接種可能です。接種相談のための診察を希望される場合は診察料1,000円が追加でかかります。当院では従来の水痘ワクチンは取り扱っていません。
新型コロナウイルスが流行して以来、本来は冬に流行するインフルエンザが年間を通して流行するようになりました。インフルエンザワクチンは、毎年10月から受けることができます。予約開始の時期が確定したらお知らせします。今しばらくお待ちください。